塩浦 政也 | 東京ウェッサイ

塩浦 政也 Shioura Masaya
株式会社日建設計

1972年東京生まれ。早稲田大学大学院古谷研究室を修了後、株式会社日建設計に入社。入社以来、数々の都市/建築プロジェクトを担当。国内で実現した現在までのプロジェクトの床面積を足すと東京ドーム12個分に及ぶ。その一方で小規模プロジェクトや家具デザインも進行中。テーマは「犬小屋から超高層まで。」
近年は組織デザインにも参入し、今年から日建設計内に新チームcloudを設立。

約1年にわたってお送りしてきましたteam cloudの「西トーキョー改造計画!」も今回でラスト。これまで専門領域が少しずつ違うメンバーが、都市や建築へのさまざまな視点やアイディアについてお話してきました。都市や建築を作ること自体が批判にさらされることが多い今日この頃ですが、それでも必要な街や建物。じゃ、どんなテーマで、どんなふうにデザインしようか?そんな都市や建物のデザインにまつわるウラ話の一部を、そこに住む人目線、つまり生活のシーンにからめてお届けできたんじゃないかと思っています。結局、どんな大きな空間でも、どんな小さな空間でも、そこは一人ひとりの生活がハッピーになるためのステージだと思うのです。 (続きを読む...)

今回の震災において被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、今現在も(自分も含め)多くの人たちが二次災害や余震への恐怖に怯えている状況が続いています。
こういった甚大な被害を目の当たりにして、巨大な建築を設計する一人の設計者として、圧倒的な無力さを感じざるを得ません。またエネルギーやインフラと言ったものがいかにまちや建築を支えているか実感します。 (続きを読む...)

日々、変わり続ける東京の街並み。東京スカイツリーをはじめ、様々な超高層ビルがニョキニョキ建設されているけど、街の人からすれば、あたかも自然現象のように、ある日突然巨大なビルができているといったところでしょうか。誰が工事しているかはなんとなく分かるけど、そもそも誰がその形をそのように決めたのか?そんな、超高層ビルをはじめとする大規模な都市プロジェクトの中で、実際のところ、「かたち」をデザインしている設計者が、普段考えていることを紹介します。 (続きを読む...)