日本のものづくりを世界に向けて発信する挑戦。日本で唯一の前掛け専門店、エニシング | 東京ウェッサイ

今回のゲストは日本で唯一の前掛け専門店「エニシング」の西村和弘さん。

以下エニシングさんのサイトより

「人と人との出会いからすべては生まれる」~エニシング 西村和弘
本物の前掛け「前掛け1号帆布」を作り、日本、アメリカなどで販売しています。
人と人、が出会う=ご縁(えにし)が続いていくことで、役に立つ仕事をしたい、との想いから、社名を「エニシング(縁+ing)」とし、平成12年に創業。当初は、漢字Tシャツの企画販売としてスタートしました。

その後、日本に現在唯一残っている前掛けの産地・愛知県豊橋市の60代、70代の前掛け職人さんたちとの出会いが、エニシングのその後を変えました。
「このような産地、そして職人さんたちが残っている。これからの日本、世の中、に大事なものが詰まっている」「次の時代にも残していかなきゃいけない。」
日本のものづくり産地共通の問題として「中国、海外への流出」「後継者不足・高齢化」などが挙げられますが前掛けも同じ状況。

「このままでは我々が辞めると日本の前掛けも無くなってしまうんだが...」

そのお言葉を、時代の流れとして終わらせてしまうことも出来たかもしれませんが、
「これは'やりがい'のある仕事ではないか。エニシングがやるべきではないか。」
はじめて仕事に'使命感'というものを持ちました。

日本で唯一の前掛け専門店 エニシング
http://www.anything.ne.jp/index.html

西村 和弘(有限会社エニシング)

西村 和弘 Nishimura kazuhiro
有限会社エニシング 取締役社長

1973年 広島県広島市出身
中央大学商学部在学中に、1年のアメリカ留学を経験。
卒業後、5年間を江崎グリコ株式会社で学び、独立しエニシング創業。
漢字Tシャツを経て、2004年に日本の仕事着'前掛け'に出会い、
小金井に日本初の「前掛け専門店」をオープン。
毎年秋にニューヨークでの個展を開催している。