日本のエコ技で、世界を彩る。 | 東京ウェッサイ

エコトワザは日本ならではの自然と寄り添ったモノや技術を海外に広めることでモノを長く使う、土や水の循環を汚さない先進諸国が忘れてしまったり、途上国が失おうとしているライフスタイルを提案しています。

日本にはたくさんのエコ技があります。
てぬぐいや扇子、漆器のようなおなじみの生活の道具をはじめ表面に化学物質のコーティングをせず、焼くことで防錆加工をした南部鉄器の調理器具や梅干しの種を炭にして漉き込んだ、脱臭作用のある紙、様々な木の特徴を生かした木製のまな板、洗濯板、家具など。

英語と日本語のオンラインショップで販売もしていますし、メーカーさんと一緒に海外展示会に出て販路開拓をお手伝いしています。ただの通訳ではなく、その国の環境問題をどう解決するのか? どうしたらもっと環境負荷を減らしたものづくりができるのか? メーカーさんといっしょになって考え、小さい実績を重ねることを大切にしています。

私自身は海外が長く、少し外国人のような目線で日本を見ることが多いのですがたくさんのよいものがあって、それを日本にいる人たちが知らないことがもったいない、 と感じることがあります。ウェブサイトは本当は英語だけだったのが、もったいないから、ぜひ日本の方々にこそ知ってほしいと思って、日本語版も去年立ち上げました。

私たち個人が生活の道具やいいものづくりをしているメーカーのものを買って、使って、伝えていくことで、自然と他の地域の人にも広まっていくのではないでしょうか。

大塚 玲奈(株式会社エコトワザ)

大塚 玲奈 Otsuka Reina
株式会社エコトワザ

1980年生まれ。2歳から10歳までアメリカで育ち、多くの国を旅した経験から、2006年、日本のエコと技を世界へつなぐ架け橋となるべく株式会社エコトワザを設立。
自然環境と調和した人間社会を考える心=Ecologyとそれを実現するための「技」を広めたいとの想いが社名の由来。全国のエコロジカルな中小メーカー企業といっしょに海外にライフスタイルを伝えるべく、オンラインショップの運営と、中長期的な海外展開サポートを行っている。